【児童手当】支給総額の差について
子どもが産まれたら出生届と一緒に児童手当を申請するといいです。
児童手当についてまとめてみました。
内閣府のホームページには
・家庭等の生活の安定に寄与する
・次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する
支給対象
中学校修了までの国内に住所を有する児童(15歳到達後の最初の年度末まで)
手当月額
・0~3歳未満まで15,000円
・3~小学校修了10,000円(第3子から15,000円)
・中学生10,000円
2月、6月、10月に4カ月分が振り込まれます。
※所得制限有り→一律5,000円
となっています。
月末が近いときには速やかに申請しましょう!
なぜなら児童手当は遡って申請ができないからです。さらに、申請した月の翌月から支給対象月となるので注意が必要です。
どうしても行けない場合は【15日特例】があります。例えば3月30日に出産し、すぐに手続きができないことがあります。そんなときは事前に承認を受けることによって15日以内であれば3月の申請にしてもらえます。引っ越しなどで忙しいかたは有り難い制度です。
少し気になることがありました。
4月産まれと3月産まれは不公平なんじゃないかと、、
実際に計算をしてみました。
~4月産まれ~
・0~3歳未満 525,000円(35カ月)
・3~小学生未満 480,000円(48カ月)
・小学生 720,000円(72カ月)
・中学生 360,000円(36カ月)
計2,085,000円(191カ月)
~3月産まれ~
・0~3歳未満 525,000円(35カ月)
・3~小学生未満 370,000円(37カ月)
・小学生 720,000円(72カ月)
・中学生 360,000円(36カ月)
計1,975,000円(180カ月)
こうしてみると3歳~小学生未満の間で11カ月の差がでています。支給差額の原因です。
3歳までは月齢給付ですので何月生まれでも差額は発生しません。しかし、あるタイミングで小学生という年度の単位に変わっています。数字のトリックに引っかかりそうです。11万円も差額があるなんて不公平感は否めません…
児童手当ては同じ金額にするべきだと思うんですけど、、難しいんでしょうか…
1972年に発足した児童手当制度は、5歳未満の第3子以降について月額3,000円だったそうです。恩恵を受けれる方は限られていました。今では、段階的に範囲が拡大され、当時から比べれると手厚い保障になっていることがわかります。だまだ子育て世代(特に若年層)が暮らしていくにはもの足りない気もします。
自分の子どもたちが保障を受ける時代になったとき、手当はどうなっているのか想像がつきません。
ただ、想像もつかない孫の可愛いさは必要以上にお財布のひもが緩むに違いないでしょう。